つながるCSR

地域のなかで

地域社会をよくしたい

 CSR京都は、中小企業や小規模事業者の「社会の信頼を築く取り組み」(CSR)を支援することを目的としています。しかしもう一つ目的があります。信頼を築く取り組みを推進することで「地域力」の向上と地域の社会的課題の解決に貢献することです。
 いま、地域社会にはさまざまな課題があります。少子高齢化の中でのコミュニティの再生、子育てしやすいまちづくり、安全・安心で高齢者や障がいをもつ人々が暮らしやすいまちづくり、男女共同参画の課題、…こうした課題を解決するための取り組みに、中小企業や小規模事業者が大きな役割を果たせるのではないか、と私たちは考えています。

企業は地域社会の一員です

 中小企業や小規模事業者は、もともと地域社会と関係が深い存在です。顧客や取引先の多くは顔の見える身近な関係の中にありますし、経営者や社員の家庭も地域社会の一員である場合が多いからです。こうした関係の中で事業を展開すること自体が、取引関係や雇用、納税などを通じて地域経済を活性化させることに貢献していると言えます。地域社会とは支え、支えられる関係にあり、中小企業や小規模事業者自身も地域社会の一員です。

地域には取り組みの機会がたくさん

 しかし、それだけではありません。福祉、子育て、まちづくり、環境保全など、さまざまな課題に企業として取り組むことで、より地域社会に貢献することができます。本業と結びつける工夫をしながら、地域貢献につながるような事業展開を行うことが、企業自身の発展にもつながります。また本業以外でも、地域全体の取り組みや行事などに地域社会の一員として参加する機会は多くあります。積極的な参加で信頼関係を築くことが、まわりまわって本業のためにもなっていきます。

地域社会は重要な関係先

 「社会の信頼を築く基本指針」には「地域社会は伝統を育む器です。地域社会の良き一員として貢献することを目指します」と謳っています。地域社会は、企業が持続的な発展を目指して信頼を築く重要な関係先の一つです。

「社会の信頼を築く基本指針」 を見る

運営団体について | サイトポリシー | アクセシビリティ方針 | お問合せ