作成日:2014-02-14
企業名 | 協和化成株式会社 |
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所在地 | 〒611-0041 宇治市槇島町目川177番地1 |
代表者 | 代表取締役社長 山口盛夫 |
業種 | 製造業 |
事業内容 | 工業用プラスチック製品製造業 精密プラスチック成形品、液状シリコーンゴム成形品製造及び成形用金型設計・製作 |
設立日 | 1988年1月 |
従業員数 | 17名 |
TEL | 0774-21-2503(代) |
URL | http://www.yoursize.jp |
■企業理念「品質第一」-Quality First-■
生産企業である協和グループの基幹は“品質”です。何にもまして生み出す製品の品質を第一に考えることこそ企業生命です。品質は命であり、企業活動すべての基本です。これは協和グループ創業からのポリシーであり、永遠に掲げられる大いなる理念なのです。
■経営理念「技術への探求」-Quest Technology-■
技術を深く掘り下げ、技術についての研究を怠らない。生産技術、管理技術、固有技術…、すべての技術への追求が企業の明日を開きます。常に精密加工のトップをめざし、Q(品質)、C(価格)、D(納期)の技術向上を図ることこそが、企業としての永遠の目標です。現状の技術を磨きながら新しい技術を探る、それが生産企業としての経営理念です。
■行動理念「全員創造主義」-Quark Creation-■
全員が創造力を持って業務にあたる。それが協和グループ社員の行動原則です。どのようにすれば お客様が満足するのか、プロとしての意識で接します。そして、的確に行動に移します。協和グループは少数精鋭の集団です。それだけに、一人ひとりの創造力が企業力に直結します。個々には小さなパワーでも、集まれば大きなパワーになる、協和グループはそんな集団でありたいと願っています。
■私たちが目指す姿 -プラスチックや液状シリコーンゴムのように柔軟かつ繊細に-■
時代のニーズにすばやく対応し、新たなものに挑戦し続ける" Premium"なもの造りの実践を目指しています。
金型設計製作、樹脂成形加工だけにとどまらず、液状シリコーンゴム(LSR)と樹脂成形・金属切削加工を組み合わせたソリューションを提供します。
“Premium”なもの造りとは、「テクノロジー・サービス・マインド」が三位一体となった、ワンランク上のもの造りです。
●テクノロジー(Technology)
“Made in JAPAN”の底力を大いに発揮するべく、ベンチャースピリットを燃やして、常に最先端技術を探求し、自社の技術力の向上に挑戦し続けていきます。
●サービス(Services)
市場のニーズを正しく捉え、顧客満足を優先したもの造りを提供いたします。
「少ロット多品種生産」に対応するだけでなく、金型製作から量産立上げまでをカバーすることで、お客様の設備投資抑制や開発工数短縮によるコストダウンを実現します。
●マインド(Mind)
私たちは、「当たり前のことを当たり前にする」姿勢を大切にしております。
それは、仕事に取り組む姿勢やお客様との信頼関係を築くための責任感、目標達成意欲は当然ですが日本の製造業者としての誇りを持ち、高いモラルをもった行動ができる企業であり続けたいと考えております。
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■顧客の信頼を勝ち得る製品品質の追究■
お客様の信頼を勝ち得るために、日々品質向上に努めております。
【2013年度実績に対する自己評価と次年度の取り組み】
目標値に対し達成となっているが、人為的な要因(作業手順を守っていない、異常が正常と認識している為気付かない等)が8割の不良を占めており、不具合が何時発生してもおかしくない状態であり、実感としての達成感が無かった。2014年度の活動に関しては管理者の強い指導が必要であり、各人員が責任を自覚し、実施事項を共有する事が重要である。
2013年度品質実績と課題について
【概要】
*社内・外作品での不良が昨年に比べ増加している。
*発生要因で作業不備が約半数を占めており、丹波工場を含めた社外の発生が8割を占めており、特に作業方法に関して把握しておらず、適正性を見ていなかった。
*金型に関しては老朽化金型を含め、金型の潜在的な問題を改善せず、量産を行っていた為、問題が発生していた。
*流出要因に関しては、9割以上の内容で検査に関する管理不備であり、適正な検査を実施していなかった為である。
*発生・流出とも、約8割が人的要因による不具合発生であり、ルールを逸脱した作業の結果となっている。
※ 発生要因とは不良品を発生させてしまう原因のことです。
※ 流出要因とは不良品を発生・流出させてしまう原因のことです。
【詳細】
①発生要因について
*外作に関しては、工程審査の実施をしておらず、各製造元任せの作業であり、問題点の抽出をしていなかった。
*社内・丹波に関しては、作業者の手順未遵守を管理者がチェックしておらず、不適切な製造条件での生産を行っていた。
*成形条件において、初期設定値の不備により、設備、材料等の変化要因に影響され不具合が発生している。
*金型において、現場からの潜在的な不具合となる改善点の提案が上がらず、不備のある状態の金型で生産し、問題が発生していた。
②流出要因について
*検査基準書に工程からの不具合情報の反映が無く、必要な検査項目が未整備であった。
*工程からの異常に関する情報収集が不足しており、適切な検査方法が取れていなかった。
*検査者の力量、特に製品の変化に対し、気付き力に差があり、発見し切れない不具合が流出していた。
【改善必要点】
*現場巡回・WQRを通して、製造元の異常を品質保証課で把握し、事象に合わせた対応、検査の指示を実施する。
*上記内容に伴い、社内全体でのルール(手順)の遵守状況を確認し、是正を実施していく。
*金型に関して、チョコ停や、工程不良品を元に問題点を抽出し、WQRでの報告と改善内容をメンバー全員で検討する。また、品質保証課が現場へ出向き、金型上の変化が無いか確認し、変化がある場合、WQRにて提案し、改善策の検討を行って行く。
*製造条件において、金型を含めた設備の状態、材料起因等を考慮したものになっているか定期的な確認が必要。
*外作品に対し、定期的な監査を行い、品質意識の向上とルールの定着化を実施する。
*検査標準の整備、特に検査項目や検査方法の見直しを行い、検査工数を減らす事で検査の精度を上げていく。
※ WQRとは Weekly Quality Report の頭文字をとったもので、週間品質報告会議です。週に1回開催しております。
③5S実施による現場環境整備について
* 定期的な確認により、作業者への5Sの意識付けができつつあり、生産環境の改善が進んできた。
* 今年度は定期的に機械周りの整理・整頓を実施し、現場の改善点を抽出し全員で活動を実施して行く。
* 現場の現状把握を実施し、3Sを中心に活動し、あるべき姿を維持する事により現場の設備異常や工程異常を発見できる様に定着化させる必要がある。
※ 5Sとは次の5項目(ローマ字)の頭文字をとって「5S」という。
・整理(せいり、Seiri):いらないものを捨てる
・整頓(せいとん、Seiton):決められた物を決められた場所に置き、いつでも取り出せる状態にしておく
・清掃(せいそう、Seisou):常に掃除をして、職場を清潔に保つ
・清潔(せいけつ、Seiketsu):3S(整理・整頓・清掃)を維持する
・躾(しつけ、Shitsuke):決められたルール・手順を正しく守る習慣をつける
■地球にやさしい“もの造り”の継続■
環境マネジメントシステムの効果的な運用により、環境汚染の予防に努めております。
以下の重点的改善項目に取り組み2012年度の目標を達成しました。
* 生産活動に使用する電力消費量の削減
* 環境に配慮した生産技術、再利用技術の改善による省資源
* 産業廃棄物の発生量の削減
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