つながるCSR

社屋の空きスペースを社会のために!!①

「“自分”満足」をいかにして実現していくか?

 何のために自分は働くのか?働く上で誰しも一度は考えると思われるこの問い。シンプルに考えれば、自分の幸せのため、ということになるだろう。もし家庭があれば、家族の幸せが自分の幸せとなるのが普通ではないだろうか。しかし、“自分の幸せ=満足”を継続させるためには、働いてお金を稼がなくてはならない。そもそも、会社勤めであれば、自分が働いた分の給料は、会社からもらう訳だが、元をたどればその給料は、お客様や社会から頂いている。つまり仕事は、お客様や社会の満足からもたらされるもの。そのため、働き続けるためには、お客様や社会のことを考える必要がある。

 自分が働く意味に気づき、仕事をする人を育てたい。取材に協力していただいた堀昌彦代表取締役社長は第一声にそのように言われた。では社会のため、お客様のための取り組みとは、どのようなものなのだろうか? 例を挙げると、本業の建築工事では、環境に配慮し、建材の多くに国産材を使っていること。さらには毎月、HORI建築独自の勉強会「HORI建築未来塾」を開き、社員と職人さんたちが質の高い建築工事のために共に学んでいる。その一環として、素足で歩ける建築現場実現のために、清掃活動を積極的に行っている。このように本業において、様々なことに力を入れているHORI建築だが、これら以外にも、自社の空きスペースの貸し出しも実施し、幅広く社会と繋がりを持とうとしている。今回はそんなHORI建築の魅力と挑戦をお伝えしたい。

(→2に続く

社屋
(桔梗が丘の「ミュージアムハウスHORI」)

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