第165回京都CSR研究会ご案内(4/26)
第165回京都CSR研究会のご案内
先月の研究会では、日本国際民間協力会の岡田事業部長より、NGOから見た企業との協働事例を詳細に紹介して頂、また社会人研究生の入江さまより、財務面から見たNGOの内外比較結果についてお話しを頂きました。
このような内外の優秀なNGOの諸活動を見るにつけ、公共部門のガバナンスがともすれば劣化する中で、今後、私たちの未来に於いて、より質の良い生活環境を築いていく主体は市民、企業などの民間セクターに移りつつあるのかも知れないとの感を新たにした次第です。
さて、今月の研究会では、公共セクターの真骨頂である都市計画や都市運営に焦点を当て、市民の生活空間が硬直的でなく、また危急の災害時にも強靱さを発揮するためにはどのような工夫が可能かについて、京都市レジリエント・シティ統括監の藤田裕之様より、お話しを頂けることになりました。将来にかけてより良い生活環境を保証するような仕組みを都市が実現するためには、民間企業の参加こそ重要であることはいわれて久しいわけですが、果たしてどのような仕組みが可能なのか、いわゆる「都市のリジリエンス」という観点から議論の種を蒔いて頂く予定です。
南海トラフの危険性を待つまでもなく、地方の自治体と企業とが災害時業務協定を結んでいる事例もいくつか散見されるようになってきていますが、その協働範囲はさらに柔軟さを増してきているのではないかと思われますので、企業の皆様におかれましては、関係各部署の皆様にもご喧伝ください。また、CSR研究会のOB,OGの皆様もどうぞご参加頂けると幸いです。 敬具
記
1.日時:2019年4月26日(金) 18時半~
2.場所:京都キャンパスプラザ2階 第2会議室
3.テーマ:
「京都発!レジリエント・シティへの挑戦~SDGsの推進とCSRの役割~」
4.スピーカー:藤 田裕 之様
レジリエント・シティ京都市統括監(CRO)
「ブラウンバッグ方式」ですので、ご自由に飲食物をお持ち込みください。なお、恒例の事ながら運営費の一部として受付にてワンコイン500円を申し受けておりますのでご容認くだい。
以上