オープンセミナー「次世代を担う人財の確保と定着～能力が発揮できるいきいきとした職場づくりのために～」を開催しました

7月29日（水）、京都私学会館でオープンセミナー「次世代を担う人財の確保と定着～能力が発揮できるいきいきとした職場づくりのために～」を京都市との共催で開催しました。企業関係者など64名の参加がありました。

特定社会保険労務士の杉原純子氏の講演では、男女を問わず家庭と仕事を両立できるワーク・ライフ・バランス、いわゆる正規・非正規間の大きな落差の縮小、職業能力の形成などが、人財の定着といきいきとした職場づくりのためにも重要であることが、具体的な統計データなども参照しながら示され、併せて、そのために活用できる公的な諸制度の紹介も行われました。

株式会社田中印刷さんからは、「新入社員の定着と育成について」と題して、新卒採用者を定着させるための環境づくりに会社全体としていかに取り組んできたか、についてお話がありました。

最後にCSR京都の明致会長から、人財の育成と定着はすぐれてCSRの課題であり、一人ひとりの社員の個性と多様性を尊重しながら、自律する社員を支援し、活躍の場と働き甲斐を提供して、社員との信頼関係を構築することの重要性が強調されました。