つながるCSR

日常的に社会貢献!!~地域に根差したCSR~①

長く続けるCSR~関西盲導犬協会への寄付活動~ 

 現代人にとって身近な存在となった家電製品。その内部には、様々な電子部品や小型コンピュータ(マイコン)が内蔵されているわけだが、これらが日々働き続けているおかげで、我々の不自由ない暮らしが実現できている。そして、それら電子部品やマイコンなどの動作を制御する「センサー」を扱う企業こそが、今回取材した亀岡電子株式会社である。こちらの企業では、14年間も関西盲導犬協会とのつながりを持ち、寄付活動を継続的に行っている。この寄付活動は、どのようなかたちで14年間も続けて来られているのだろうか?話を伺った。取材には川勝さんと中嶋さんに協力していただいた。

 そもそもCSRとして、お客様をはじめ、地球環境、地域社会、取引先、従業員に対してと、大変幅広く活動をしている亀岡電子。しかし、「CSR」という言葉を使い始めて、まだ日が浅いと話す。「センサーメーカーとして事業を継続していくことを考える上で、自分たちの利益ばかりを追求することはできない。やはり社会や取引先、従業員に対しても、考慮する必要がある。」この考え方から「CSR」という言葉を使い始めたそうだ。ただ、言葉を使う以前からも、同様に活動しており、言葉を使い始めて特別何か変わった訳ではない。「CSR活動によって、短期的に会社が急変することはない。長期的に見て、何かしらの効果が現れてくるものだ。」取材の冒頭で、そのように川勝さんは語った。

 幅広いCSR活動の中で、今回注目した関西盲導犬協会への寄付活動。では、なぜセンサーを扱う亀岡電子が、一見関係が薄いと感じてしまう関西盲導犬協会とつながって、募金活動をするに至ったのだろうか?

(→2に続く)

亀岡電子の正面写真
(正面からの社屋)

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